愛甲の架空鉄道あれこれ

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2008年 10月 04日

総括の時期

最近、実在の鉄道に対する興味がなくなりつつあります。
JRはもともと興味が薄かったのですが、最近は私鉄、ことに地方私鉄への思いまでもが消えていっているのを、ひしひしと感じています。

思えば私が物心つくかつかないかの境目あたりで消えてしまった筑波鉄道への憧憬(とはいえ真鍋でディーゼルのお守りをしていたじいさんに、運転台に乗せてもらった記憶が残ってる…)に始まり、寺田裕一氏の「日本のローカル私鉄」に導かれ、若干7歳で踏み入れてしまった地方私鉄趣味。

同世代の鉄道趣味仲間からは決して理解されないジャンルでしたが、本人はいたって楽しく趣味と戯れてきました。
ガキの頃は親父を説得して、旅行のついでに長電やら富山地鉄に乗せてもらったり、じいさんに小湊や鹿島に連れてってもらったり、学生になってからはバイトで金を貯めて、鈍行を乗り継いで大井川やら琴電を訪問したり。

しかしながら、地方私鉄を趣味の対象とするには、私はいささか生まれてくるのが遅すぎたようです。

私が高校生から社会人という、自立して行動できるようになった頃には、かつて本で見てあこがれた情景や、乗ってみたい車両のほとんどが失われていました。

もとより筑波鉄道以来、失われゆく現実に20年近くもさいなまれていましたので、今さらとり立てて騒ぐことでもないのですが、ここに来ていよいよ熱意が冷めつつあるのを実感します。

こうも窮屈な世の中ならば、いっそ空想の世界に生きるのも道理です。
そのために、架空鉄道という趣味があるとも言えましょう。

しかし、その前に、今まで私が観てきた地方私鉄の風景ないし情景を、一度総括するのも、また必要かと考えます。

残された写真で、私の記憶と想いをたどってみたいと思います。



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90年1月14日 秩父鉄道 場所不詳
「秩父の電気機関車を観たい!」という私の願いを聞き入れた親父が連れて行ってくれた秩父線の旅。
「地方私鉄を訪ねる旅」というのは、これが初めてだったと思います。

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91年8月25日 小坂製錬小坂線 大館駅
これは我が地方私鉄趣味史最大の悔恨事。
小坂の1日5本の列車に乗るために、親父が綿密に立てた旅行プラン。
しかし、しょっぱなの東北新幹線に乗り遅れ、花輪線に乗り遅れ…結局、小坂には乗れずじまいで、駅前で写真を撮るのが精一杯でした。
再訪の誓いもむなしく、やがて旅客営業が廃止となり、永らえたはずの貨物もいよいよ…これは皆さんもご存知かと。

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91年8月26日 津軽鉄道 津軽五所川原駅
「川造形電車が観たい!」という私の願いを…しかしどんなガキだったんだ俺は。
ともかく、「なれの果て」とはいえ、川造形電車の実車を観れて大満足だったのを覚えています。
小坂と違って津軽は全線往復も果たしました。
これ以来、20年近く訪問していませんが…

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92年3月31日 伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山駅
新旧両雄の並びを観たくて、ひとりで訪問したんだったか…もはや記憶があいまいなのですが、とにもかくにもこんなものを観ていました。
形は違うけれども、旧型車とステンレス製の電車の並びというのは、愛甲に通じるものがあります。
そもそも地方私鉄ファンというものは、新旧大小取り混ぜたごった煮状態が大好きなのです。

今振り返っても、我ながら変な趣味のガキだったと思います。
続きはまた別の機会にでも。
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by aikoh_denki | 2008-10-04 00:33 | 実在の鉄道


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