愛甲の架空鉄道あれこれ

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2006年 03月 21日

能勢電車

この土日と春分の日に挟まれた月曜に、怨嗟の炎を燃やした方も多いかと思います。
私は幸いにして、土曜出勤という憂鬱と引き換えに、この月曜に歓喜を手に入れることができました。

…久しぶりの4連休! これはもうどこかに出かけるしかない!というわけで私は土曜の夜の銀河の人となりました。
能勢電車、京阪京津線、南海高野線。
熱き魂を秘めたる山行きの電車に乗りたくて…



大阪到着後、まずは大阪近郊の小私鉄・能勢電車を訪ねることにしました。

b0060079_13465032.jpg能勢電車といえば、電車はすべて親会社のお古、大都市近郊の衛星都市を起点に、郊外の宅地を縫って、かたやニュータウン、かたや信仰の山へ…
どこかで聞いたことのあるシチュエーションだと思ったら、我が愛甲電軌も似たような環境にあるのでした。ゆえに能勢電車は、前々から気になりつつも、なかなか乗れずにいた存在でした。

朝7時過ぎに大阪駅に降り立ち、スルッとKANSAI2dayパスを手に阪神経由で今津へと抜け、甲陽線・伊丹線そして大阪空港に寄り道しつつ、川西能勢口へ到着したのは10時過ぎ。
やって来た電車に乗り込み、絹延橋、鶯の森、鼓滝、一の鳥居…と、味わい深い駅名を聞きながら、ひとまず日生中央へと向かいました。

山下までは典型的な郊外私鉄。住宅地の中を進んでいきます。山下からは眼前に山が迫り、いよいよ山登りか…と思いきや、日生線は新しい路線なので山は登らずにトンネルでぶち抜いていきます。数分もせずに到着した日生中央は、ニュータウンの駅らしいこざっぱりとした、しかし近代的な駅でした。どこにでもありそうな駅…といったら地元の方に怒られるかもしれませんが、ニュータウンの玄関口らしい、ごくありふれた雰囲気と風情の駅です。そのまま折り返すのもあれなので、駅前のロッテリアで朝飯代わりにえびバーガーを食べます。…ええ、マリーンズファンですから。

えびバーガーを胃袋に叩き込み、山下へとんぼ返りし、妙見口行きの電車に乗り換えます。
個人的には日生線よりも、この山下から妙見口の間がツボにはまりました。谷あいの小道を、通勤電車が急カーブにフランジを啼かせつつ進んでいくという姿は、何度見ても、そしてどこで見ても素敵なものです。
そしてこの雰囲気は、まさに小鮎線の飯山観音~煤ヶ谷のイメージにぴったり。思わず私は、マルーンの電車に愛甲電軌の姿を重ね合わせてしまいました。

そして終着・妙見口駅もまた、いい雰囲気をかもし出している駅でした。b0060079_1364742.jpg
日曜の午前、日は出ているものの肌寒く、なぜか小雪が舞うという不思議な天気の元、木造の駅舎が山間に佇みます。自動改札機が不釣合いですが、それを除けばなかなかいい風情。

何枚か写真を撮った後、やってきたのは2両編成の区間列車。
マルーンの電車がゆっくりと坂を登ってやってくる姿を眺めつつ、「親会社のお古が2両編成で山間の終着駅へ…愛甲の元小田急車もこんな感じなのだろうか」などと思いつつ、私はその電車に乗って山を後にしました。

というわけで能勢電車、思っていたよりもいい感じでした。
愛甲電軌創作のヒントになりそうです。

(続く)

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by aikoh_denki | 2006-03-21 12:59 | 旅行


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