愛甲の架空鉄道あれこれ

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2005年 08月 17日

塗装の変遷

車両の設定を考えるに当たり、常総の通勤電車たちがまとってきた歴代の塗色を考えました。



1.電化~1955年頃
「ブラウン(ぶどう色)」
この頃は、どこの鉄道会社でも、茶や濃緑といった地味な色が主流でした。
これらの色が使われたのは、汚れが目立たないのと、退色しにくいという理由がありました。
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モデルは「常総のロクサン」こと300形。

2.1955年頃~1975年頃
「イエロー+ブルー」
1955年頃になると、各鉄道会社では、自社の車両に独自の色を塗りはじめます。
とはいえ、あまりにもどぎつい色を使うと、経年で退色したときに目立つため、各社ともベージュや藍といった、比較的地味な色を使っていました。無論、常総も例外ではありません。この頃の常総の車両は、窓周りにはクリームとも黄色ともつかぬ色を、裾部と幕部には藍に近いようなブルーを塗っていましたが、これも一種の退色対策でした。(元から微妙に色あせたようなカラーにしておいて、退色したことを隠す方法)
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モデルは私鉄初の交直両用電車、51系。

3.1980年頃~現在
「ホワイト+グリーン」
1970年代後半から、各鉄道会社の車両はカラフルになりはじめました。
塗料の質が向上し、退色しにくくなったことや、塗装ではなくテープなどで車両を彩る技術が開発されたからです。このような技術的なバックアップを得て、各鉄道会社は塗装の変更(=イメージアップ)に乗り出しました。1980年代に入ると、常総の車両もこの時流に乗って、今までの地味なイエロー+ブルーをかなぐり捨てて、ホワイトにグリーンの帯という明るいいでたちに変わりました。
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モデルは常総の直流通勤車の主力、23系。

4.2000年頃~現在
「無塗装+グリーン」
鉄道車両に用いられる材料は、何も鋼板(SS)だけではありません。
ステンレス(SUS)やアルミ(AL)なども、材料として用いられることがあります。
むしろ最近では、耐蝕性や軽さを買われて、SSよりもSUSやALが主流となりつつあります。
そして、これらの材料を使用した場合、塗装は不要となります。なぜならSUSは耐蝕性が高く、塗料によるコーティングが不要であり、ALは耐蝕性はSUSに劣るものの、コーティング剤を塗布すれば耐蝕性は十分確保でき、むしろ塗装しないことでアルミ地の美しさを活用できるからです。常総でも、ALを使用した車両が登場しましたが、前述のようにALの美しさを活用すべく、車両は無塗装とされました。ただし、銀一色ではかえって地味になることや、背景と同化することによる視認性の低下(踏切横断者や保線作業員にとって危険)、在来車との統一感の欠如などの問題が起きるため、緑色のシールやテープを車体の前面と側面に貼り付けました。
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モデルは常総が誇る新鋭通勤車・32系。

このように、これまで常総のクルマたちは4種類の色を身にまとってきました。
だからなんだと言われても困りますが、まあ設定のひとつとしてご笑覧くださいませ。
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by aikoh_denki | 2005-08-17 00:20 | 常総急行


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