愛甲の架空鉄道あれこれ

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2010年 01月 10日

夕立

b0060079_2232277.jpg【キハ23 517】 1993年8月24日 下総岩井駅にて
土砂降りの夕立の中、下総岩井駅に姿を見せた水海道行きのキハ23。
この日はあまりの雨の強さに、しばし列車の運転を見合わせたほどであった。

さて、水海道-久喜間は、長大な常武線の中でも最も輸送密度が低い区間であり、昼間は単行や2両編成の列車が30分から1時間おきに運行されていた。
夕方はさすがに3両編成が出動していたが、それでも土浦口・高麗川口ともに最大5両編成が組成されていたことを思うと、やはり県境というものは輸送上の境界なのだなと、妙に感心したものである。

「混結」の項の車両とは同じ形式で、塗装の見切り(塗り分け)は同一なものの、塗色が異なる。
もともとこれらキハ23・45がまとっていた水郡線カラーは、同じ色調であっても、ラインの見切りや幅が微妙に異なっているなど、非常に凝った塗装であった。
それが引き継がれたのかは不確かであるが、常武線でも同じく奇妙なカラーリングが採用された。



<以下、作者メモ>
【実車番号:キハ23 520(推定)】 1992年8月24日 城端線城端駅にて撮影。

この時は本当にどうしようもない夕立で、よくぞ列車が走ったと、今でも思います。
到着した車内は部活帰りの高校生でいっぱいで、城端駅で降ろされた彼らが雨に戸惑っていたことをいまだに覚えています。

さて、氷見・城端線という路線も、我が気動車趣味に多大な影響を与えた路線だと思っています。

だいぶ前にも書きましたが、幼少の頃、初めて降りた高岡駅の構内で見かけた「何でもあり」な光景で、私は気動車趣味の本質を知った気がします。
色も形も違う雑多な車両が、時と場合に応じて連結されて、美観などそっちのけで仕事をする姿に魅力を感じる。
これが国鉄気動車の本質であり、本懐だと思います。

各地域とも、車両の更新と統一がほぼ完了した今では、そんな光景も望むべくもないのですが、無為に嘆くのはやめようと思います。
嘆かぬために架空鉄道という趣味があるのですから。
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by aikoh_denki | 2010-01-10 22:04 | JR常武線


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