愛甲の架空鉄道あれこれ

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2009年 11月 22日

編成美

b0060079_1115663.jpg【キハ30 503】 1992年3月20日 五霞駅にて
曇り空の元、五霞駅で発車を待つ土浦行きのキハ30 503以下3連。

3ドアロングシートという居住性の悪さゆえ、昼間はもっぱらキハ23・45やキハ40との混成運用がメインであったキハ30・35であるが、朝夕の通勤通学列車には、逆にその収容力を買われて本系列が重用された。

最低でも3両、最長で5両編成を組成し、各駅のホームにうごめく高校生を一気に呑み込むその姿は、まさに「通勤型気動車」の面目躍如といったところであった。
特に平日及び土曜朝7時台の最混雑時間帯は、キハ30・35のほぼ独壇場であり、朝の列車ではしばしば同形式車による編成美を見ることができたのである。

もっとも、国鉄型気動車に「編成美」などという言葉は不釣合いなのだが。



<以下、作者メモ>
【実車番号:キハ30 503】 1992年3月20日 八高線金子駅にて撮影。

ここで気動車の心臓部、エンジンの話でもしましょう。
かつて上越線でDMH17Hを装備した気動車が火災を起こしたため、JR東のDMH17H装備車は、新型エンジンへの交換が行われました。
JR東に所属していた全車両のDMH17Hが、たった数年で新型エンジンに交換されたのには驚きましたが、それよりも気になったのは、これら新型エンジンの「その後」です。
東北地方でつい最近まで現役であったキハ52や58は別として、このキハ30などでは、エンジン交換から数年で廃車になった車両も数多く存在します。

車体はボロボロでもエンジンは新車同様のものを搭載したこれらの車両ですが、廃車に際しては新型エンジンごと廃棄してしまったのでしょうか。
それともエンジンだけは廃車と同時期に製作された新車(キハ110系統)に載せ替えられて、今でもどこかで人知れず排煙と咆哮を上げているのでしょうか。

後者のような話は寡聞にして存じませんが、もし後者のような事実があるとすれば、旧型気動車の忘れ形見が残っているようで、何だか少しわくわくする話です。
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by aikoh_denki | 2009-11-22 01:22 | JR常武線


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