愛甲の架空鉄道あれこれ

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2009年 10月 31日

混結

b0060079_15524397.jpg【キハ23 513】 1993年8月28日 高麗川駅にて
続いて紹介するのはキハ23。
高麗川駅2番線にて、久喜行きとして発車を待っているシーンである。
元は水郡線用として常陸大子区に所属していたが、キハ110系の台頭により高崎区に転属してきた。
客用ドア位置の関係でワンマン化改造が難しく、他路線では厄介者扱いされたキハ23・45であるが、常武線ではワンマン改造の必要もなく、また、2ドアセミクロスシートが常武線の輸送形態に合致していたため、現場ではむしろ重宝されたようである。一部の車両には車体更新工事も行われていた。

なお、写真ではわかりにくいが、この日コンビを組んでいたのはキハ28。
ついでにいえば、その後ろにさらにキハ40が連なっている。見事な混結編成であった。

キハ28・58といえば、当時、常武線では唯一の「まともな」冷房車であった。
一応、冷房車としてはキハ38もいたが、バス用クーラーを転用したためか冷房故障が頻発し、信頼性は高くなかった。

また、キハ28・58は急行形ゆえの居住性のよさから、閑散時間帯は乗客から歓迎された。
しかし、2ドアデッキ付きのため朝夕のラッシュ時は使用できず、運用が限定されるため、他の国鉄型気動車に比べて、早期に淘汰されたようである。
事実、この写真を撮影してからしばらくすると、キハ28・58の姿を見なくなった。



<以下、作者メモ>
【実車番号:キハ53 5】 1991年6月8日 北陸本線富山駅にて撮影。

気動車に詳しくない方でも、「これはもう無理だろ!」と思われたかもしれません。
頭上の交流仕様の架線、燃料給油口の数、そして何よりも塗装…。どう見ても富山です。キハ53です。
ここまで来ると嘘を突き通すのも難しいぐらいの無茶であるのは百も承知ですが、ここはキハ23と言い張りました。

本当ならば、水郡線カラーのキハ45でも撮っておけばよかったのですが、結局撮影のチャンスはありませんでした。
思い返すと、キハ23・45・53に乗った記憶そのものが、ほとんどありません。
水郡線で1回、氷見線で1回と、城端線で1回、それに小浜線で1回の、計4回です。

ただ、この【キハ53 5】、このときは富山の所属でしたが、これから8年後に小浜線で再び遭遇して、思わず心の中で唸った思い出のある車両です。
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by aikoh_denki | 2009-10-31 15:53 | JR常武線


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