愛甲の架空鉄道あれこれ

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2005年 05月 29日

各停か普通か

「各停」と「普通」

この異音同義語の用法には、各鉄道会社のこだわりや伝統が如実に現れます。これらの単語の使い分けについては、愚見ですが、成立年代が明治や大正初・中期といった比較的古い私鉄(ex:東武、西武、京成、京急)は「普通」を、成立年代が大正末期や昭和初期といった、比較的新しい私鉄(ex:東急、相鉄、小田急)は「各駅停車(=各停)」を好んで使う傾向があるように思います。無論、JRや南海のように、同一会社の中でも停車駅の区別のために「普通」と「各停」を使い分ける場合もあるようですが。

さて、ひるがえって我が常総では、果たしてどちらを使っているのかを考えてみました。上に述べた傾向を当てはめれば、大正生まれの常総急行は「普通」を使っていそうですが、伝統的にヒネクレモノ新しもの好きな常総のことですから、「各停」を使っているかもしれません。作者的には、より私鉄くさい「各停」をプッシュしたいところですが、(私の好きな鉄道会社のひとつである東武の影響もあって)古くから長距離路線を持つ私鉄ということで「普通」も捨てがたく、正直、どちらにしようか決めかねているところです。

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とりあえず、比較(と暇つぶし)のため、車両の側面方向幕のイメージを作ってみました。
これを見ての通り、ビジュアル的には「各停」だろうが「普通」だろうが、どちらでも大して変わらないのですが、架鉄野郎としては、自分の架鉄で使う種別を決めてやりたいわけで、そんなこんなで些細なことですが、いろいろと悩んでいるわけです。
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by aikoh_denki | 2005-05-29 02:29 | 常総急行
2005年 05月 28日

2005年6月の看板画像は「東急大井町線荏原町駅」

今月の看板画像は東急大井町線の荏原町駅です。
いやぁ、この駅に限らず、大井町線の駅は全部好きなんですよね。
旗の台とか尾山台とか等々力とか…
大井町線の駅は、都会に位置しながら、木製のベンチや窓枠が現役で、駅前には商店街や閑静な住宅街が広がる、昔ながらの私鉄駅の雰囲気が残っていて、なんともいえない独特の雰囲気を漂わせています。ちなみに荏原町も、改札を出ると商店街が続くという、典型的な都会の私鉄駅です。

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(余談ですが、私のお気に入りのお散歩コースとして、荏原町から商店街を突っ切り、環七と第二京浜が交わる松原橋を越え、浅草線の西馬込を左手に見つつ、馬込検車区の跨線橋に登って電車を観察。その後池上本門寺に至り、そのまま池上線の池上駅に出るコースがあります。このコースにはオプションとして、少しわき道に入って、新幹線と品鶴線もウォッチングする欲張りコースもあります。このコース、遠いようで意外と近いため気軽に歩け、また適度なアップダウンがあっていい運動になるので、お暇な方は是非歩いてみてください。もちろん、電車もたくさん見れます。以上散歩コース紹介終わり)

ところで、同じ駅でも私鉄と国鉄(JR)の駅では、どこか雰囲気が違うと思いませんか?
私は、私鉄と国鉄(JR)の駅の違いは、街と電車の距離の長短にあるのではないかと思います。
距離といっても、物理的な距離ではなく、風景の一部として溶け込んでいるか、それともどこかよそ行きの雰囲気をたたえているかの違いなんですが、この感覚を口で説明するのは難しい…
変な例えですが、たとえば、JRの東戸塚と相鉄の鶴ヶ峰は、建築学的には「駅」という同じカテゴリに属し、なおかつ同じ横浜市内に位置しながらも、まったく違った雰囲気をたたえていますが、この違いこそが私の言わんとする「距離」なのです。

私の感覚からすると、私鉄は概して街と電車が近く、国鉄(JR)は逆に街と電車の距離が遠いように思います。ゆえに、鉄道を通じて日常を観察することを趣味とする私にとっては、国鉄(JR)ではなく、私鉄の駅に惹かれるものがあります。
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by aikoh_denki | 2005-05-28 01:02 | 月めくり
2005年 05月 28日

からっ風と旧型電車

ここは北関東の、とある私鉄。
この私鉄では、昭和初期の開業時に作られた旧型電車を、今でも大切に使い続けている。
旧型電車らしいリベットだらけの質実剛健な作りの車体と、屋根に鎮座する大きなパンタグラフが目を引く。
そして車内に入れば、ニスの香りも芳しく、白熱灯と木製の内装と真ちゅう製の金具が、昭和初期の香りを色濃く残す。
春はうららかな日差しをその身に浴びて、夏はいっぱいに開け放たれた窓から草いきれを取り込み、秋は黄金に頭を垂れる稲穂をかき分け、そして冬はからっ風に窓ガラスをがたつかせながら、この70年間、この電車は走り続けてきた。

その姿に多くの鉄道ファンが魅了され、沿線では撮影や乗車を楽しむ人々の姿がしばしば見られる。
そんなファンたちは、口を揃えて言う。
「この電車に一番よく似合う季節は、冬」
春の陽光でもなく、夏の草いきれでもなく、秋の瑞穂でもなく、この電車に一番よく似合うのは、あくまでもからっ風の吹き付ける冬であるという。それも夕方、日が暮れるか暮れないかのひと時。

とある冬の日の夕方。
太陽も傾きかけた頃、今日も北関東特有のからっ風に吹かれながら、例の旧型電車がやってきた。
整然と並ぶ木製の架線柱を横目に、ヘッドライトを煌かせ、パンタグラフを高々と掲げ、37kgレールを踏みしめ、車体をゆっさゆっさと揺らして…
家路を急ぐ人々を乗せ、つりかけ音も高らかに、旧型電車は駆け抜けていった。

そこに漂うは寂寥。ただそれだけである。
しかしその寂寥は、一抹のものさびしさの中に温もりをたたえた、えもいわれぬ寂寥であった。

その、えもいわれぬ雰囲気の正体は、光であった。
吹き付ける風は冷たいが、車内からこぼれ来る光は、温もりに満ち満ちた光であった。
その光は映写機のごとく、電車というスクリーンに車中の人々の生活を映し出していた。
名もない小駅に停まっては、人々を乗せ、そして降ろしてゆく。
そんな人々の日常の営みを、この電車は暖かに映し出していた。
この電車は、70年前から今日まで、人々の日常を担い、映し出す仕事を黙々とこなしてきたのであろう。
そんな日々の積み重ねに思いを致すと、胸が熱くなる。

しかし残念なことに、そんな旧型電車も、まもなく引退することが決まった。
旧型電車ゆえ、部品の確保や整備が難しくなってきたため、大手私鉄の中古車を入れることになったのである。
その新旧交代の時期は、今度の春。
まさに、からっ風のやむ季節である。

旧型電車は、70年間付き合ってきたからっ風を道連れにして、今度の春、姿を消す…
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by aikoh_denki | 2005-05-28 00:20 | 架空鉄道全般
2005年 05月 03日

葛飾線活用法

常総急行の都心側ルートのひとつである葛飾線は、起点が三ノ輪という微妙な立地なので、いまいち活気がない路線であると想定しています。八潮-亀有間はそれなりに需要がありそうですが、亀有以南は微妙な状況だろうと踏んでいます。具体的には、半直開始以前の東武の浅草-北千住間や、京成の上野-高砂間のような、4・6両編成の10分ヘッドでも持て余すような輸送量なんじゃないかと思っています。(浅草や上野が起点の路線ですら、あのような状況ですので、葛飾線の場合はそれ以下の利用状況かもしれません…)

そこで、この葛飾線を何とか有効活用できないかと思案をめぐらせたところ、ふと、東京メトロ有楽町線の豊洲分岐線のことを思い出しました。豊洲分岐線とは、都交審第15号答申にて答申された「8号線(現・有楽町線)の亀有延伸線」の通称で、豊洲駅から東陽町、住吉、錦糸町、押上、四つ木を経由し、亀有に至る路線のことを指します。現に分岐点となる豊洲駅は、同線の建設を考慮して島式2面4線で建設され、近年完成した半蔵門線の住吉駅も、同線の建設に備えた作りになっています。

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by aikoh_denki | 2005-05-03 01:55 | 常総急行