愛甲の架空鉄道あれこれ

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2006年 02月 08日

君の架鉄は輝いているか

表題の問いは私自身に対するものです。
タイトルの元ネタは超人機メタルダー主題歌のもじり。まあ、知ってる人ならわかると思いますが…

さて、今回、愛野電鉄さんが閉鎖とのこと。
作者であるサマンサさん曰く、「人に見せる架鉄は俺には無理」
個人的に、サマンサさんの架鉄は、氏の「愛」と「情念」が感じられて好きなので残念ですが、
無理をしてまで架鉄をやることはありません。
肩肘張らず、自分のやりたいようにやるのが一番です。
明日香電鉄はまだ続けられるようなので、ひとりのファンとして静かに見守っていきたいと思います。



ひるがえって我が身を省みると、私自身もwebで架鉄を公開するようになって5年目。
初代常総で迷走の末に愛甲を生み出し、それがある程度の評価を得、また私自身もやりたいことが見えてきたということで常総を復活させ、今に至るわけですが、果たして私が常に「己が萌えに忠実」であっただろうかというと、いささかの疑問を禁じえません。

これまで、愛甲と常総を主軸に架鉄趣味を続けてきた私ですが、私とて「ここに線路を引きたい!」とか「このクルマを走らせたい!」というプリミティブな衝動がなかったわけではなりません。しかしながら、いざいろいろと考え出すと、どうしても「歴史の整合性が…」とか「車両が…」「線形が…」となってしまい、結局、企画倒れに終わった架鉄も数知れず…。現にローカルフォルダにはそんな架鉄たちの残骸がゴロゴロしています。

…もしかしたら、私もいつのまにか「ええ架鉄病」に侵されていたのかもしれません。そもそも架鉄は「考える」ものではなく「想像する」もののはずです。ゆえに、最近、もっと純粋に、衝動的に、架鉄を愉しむのもアリなような気がしてきました。(目下、衝動的に妄想した架鉄を「かなり適当に」醸造中であったりもする)

愛甲のある風景を想像するのに、これ以上の詳細な設定は必要だろうか?
-私の中では、見たい風景はもう見えているのに。
常総のある風景を想像するのに、設定を詰める必要はあるのだろうか?
-設定なんか詰めなくても、私はすでに交直流電車の車窓から見える筑波山を想像できているのに。

愛甲の更新が途絶えているのも、常総の車両設定が遅々として進まないのも、実はこんな理由があるからなのかもしれません。
あるいは、私がよく口にする「ネタがない」という言葉も、本当はネタそのものが枯渇しているのではなく、もはやネタ自体を追加する必要がないだけなのかもしれません。

表題の元ネタである「君の青春は輝いているか」で、ささきいさお氏はこう歌っています。
♪愛がほしければ 誤解を恐れずに ありのままの自分を 太陽に晒すのだ♪ と…

さて、俺の架鉄はありのままを晒して、本当に輝いているのだろうか。

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歴史に凝るのもいいけども、何か大切なものを見失ってはいまいか…
そんな気がする冬のとある夜です。
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by aikoh_denki | 2006-02-08 23:32 | 架空鉄道全般


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