愛甲の架空鉄道あれこれ

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2004年 12月 18日

考証って何だろう-愛甲的考証の定義

架鉄界には、俗に「考証系」と呼ばれる架鉄が存在します。それは、(架空の)歴史を鑑み、設定し、その上で鉄道のある風景や情景を想像しようという手法を用いた架鉄のことです。

しかし、考証とはそもそも何なのでしょう?
ひとまず、国語辞典をひもといてみましょう。

こうしょう【考証】(名・他サ)
『文章を証拠にして、昔の事実を考え説明すること。』(「三省堂国語辞典第四版」より)

「昔の事実を考え、説明すること」
架鉄の歴史設定という作業は、なるほどこの説明の通りです。
事実、架鉄において歴史を創るということは、自らの架鉄のあるべき姿や持つべき歴史と史実とを照らし合わせ、その事象・事例に基づいて虚構の歴史を創るという、極めて帰納的な作業です。

さて、私自身も愛甲や常総でも考証っぽいことをしておりますが、私はこの考証という行為を、「歴史を、自分の都合の良いように解釈する」ことだと捉えています。すなわち、史実を顧みて、そこから自分の架鉄にとって有用な事例を拾い出し、それを自らの架鉄設定に援用する-これが私の考えるところの「考証」です。

逆に、都合の悪いことには目をつぶります。いちいちそんなものまでチェックしていたら、肝心の「想像」の余地がなくなり本末転倒だからです。たとえば、常急宇都宮線とJR水戸線の交点となる結城駅は、柿岡の地磁気観測所から30km圏内にあり、現実的には直流電車は走れない可能性が高いのですが、そこはあえて意識せずスルーしています。「常総地区を縦貫し宇都宮まで行く私鉄」を想像することを優先しているためです。

要は「くさいものには蓋をする」的発想ですが、架鉄の歴史や設定なんてそれで十分だと、私は思っています。そもそも現実に存在しないのだから深く考えても意味がないのです。自分の架鉄の欠点や弱点に悩むくらいなら新ネタのひとつでもこさえよう位の気持ちで架鉄で遊んでいますし、1つの短所をふさぐために10個の長所を失うぐらいなら、1つの短所には目をつぶりつつ、残った10個の長所を20なり30なり、あるいは100なりに増やしたほうが、ずっと進歩的だと考えています。
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by aikoh_denki | 2004-12-18 22:33 | 架空鉄道全般


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