愛甲の架空鉄道あれこれ

josoexp.exblog.jp
ブログトップ
2004年 11月 18日

ファンデリア

私は幼少の頃、変わった子供でした。何が変わっているかというと、何を隠そう私は「プロペラフェチ」だったのです。換気扇、扇風機、エアコンの室外機、冷却塔など、とにかくプロペラファンがついているものを眺めるのが好きでした。そして、あまりにもプロペラファンに執着するので、両親が「こいつおかしいんじゃないか」と本気で心配したそうで・・・おふくろ、おやじ。ご心配の通り、あなた方の息子さんは変な大人になりました。



閑話休題。

そんなプロペラフェチな私ですが、やはりというか当然というか、幼い頃はファンデリアのある電車が大好きでした。

「ファンデリアって何さ?」という方、若くていいですねえ。しかし、少なくとも私が幼少の頃は、非冷房の電車が東京でもたくさん走っていました。開け放たれた窓が「バンバンバン…」とばたつく、オレンジ一色の銀座線や赤い丸ノ内線に乗った記憶が、20年近くたった今でも残っています。「トンネル冷房」、懐かしい言葉です。今では死語でしょうか。

話がそれました。話題をファンデリアに戻しましょう。

電車の天井から無造作に突き出ている波紋状のルーバー、そしてその中で「ブーン」と甲高い風切音を奏でて回転するファン-そのようなファンデリアの持つ独特の雰囲気に、幼い私は、家にあるプロペラファンたちとは一味違う独特の風情(?)を感じていたようです。

ひとくちにファンデリアと言っても(私の知る限りでは)2種類あり、天井とほぼツライチのタイプ(国鉄の低屋根車に使われていたり、営団車に多く見られた)と、天井から室内に大きく突き出ているタイプ(都営5000や京王車についていた)がありましたが、個人的には、見た目にごっつく、プロペラフェチの心を揺さぶる後者に胸のときめきを感じ、浅草線では親にせがんで5000形が来るまで粘ったこともありました。

そんなファンデリアも、電車の老朽化や冷房化が進むにつれて、東京ではお目にかかれなくなりました。地方に行けば京王や営団の払い下げ車で今でもお目にかかることができますが、旅行などで彼らに乗りファンデリアを目にすると、幼少の頃のことを思い出します。

b0060079_22533415.jpg
上:天井から突き出すタイプ。ファンが回転する様子がじっくり観察できて非常に愉快。
下:埋め込みタイプ。真下からでないと見えないファンがフェチ愛好家の心をくすぐる。
b0060079_23472918.jpg

[PR]

by aikoh_denki | 2004-11-18 00:02 | 実在の鉄道


<< 俺はもう限界だと思った。      テスト >>